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アーカイブの商品開発が強み

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@ 2003年12月19日(金曜日)

越谷匠邦さん・アーテファクトリー社長《アントレプレナー》
越谷匠邦氏:1972年富山県高岡市出身。97年に西安造形大学造形美術学部芸術計画科を卒業後、黒壁に入社。98年、東京商工リサーチに転職し企業調査を担当する。2000年5月、セラーテムテクノロジーへ転職。経営企画本部の上場準備室長に就任する。同社を退社し2002年8月、アーテファクトリーを設立、代表取締役に就任した。
《スタートアップ》
デジタルアーカイブソフトの開発を手がけるセラーテムテクノロジーの株式公開準備を担当。その中で、アーカイブされた美術品データを商品化する事業を志す。セラーテム社が株式を公開後、退社してアーテファクトリーを設立した。
《ビジネスモデル》
寺社仏閣や美術館、博物館などが収蔵する美術品、芸術品のデジタルアーカイブ事業を手がける。デジタルアーカイブは、美術品を高精細画像としてデジタル化するもの。データベースにより画像を管理し、印刷やデジタルメディアへの利用ができる。
同社の収益は、[1]美術館や博物館を対象に収蔵美術品のデジタル化を行うもの、[2]デジタル化された美術品の画像データの版権を管理・運用する、[3]画像データの版権を応用先へ販売する、[4]美術品画像データの応用に関するコンサルティング、[5]画像データを使った商品の企画・開発、の5つ。実際には、顧客によって要望が異なるため、様々な段階でデジタルアーカイブ事業を手がける。
会社設立から初年度の売上高はおよそ1億円。
《アドバンテージ》
「アーカイブされた美術品を具体的な商品にまで開発できるところが強み」(越谷氏)という。
同社は、自社で版権を持たないビジネスモデルを確立。コストを抑えながら、インテリアとして画像を応用することなどを提案する。これまでに、京都内外の寺社仏閣とのコネクションによりおよそ5000点の美術品画像データを取り扱えるようになった。
《ビジョン》
「来年は教育分野での応用を進める」(同)という方針。
2004年年初から、教育分野にアーカイブされた美術品データを応用する事業開発に乗り出す。具体的には、教材などに画像データを応用。印刷媒体やデジタルメディアを使ったパッケージモデルを開発する予定。
《ハードル》
「先行する事業がないため、人材開発をどうするか」(同)が課題。
一方、美術関連の専門知識より、画像データの応用をどう開発するかが焦点となるため、「幅広い分野から人材を受け入れていきたい」という。
《トピックス》
このほど、建設大手の大林組と提携して、国宝級美術品の画像データをオフィスビルの内装材として応用する事業を開始した。二条城の障壁画や国宝の「鳥獣戯画」をオフィスのエントランスに置く内装材に応用。第1号としてあずさ監査法人に納めた。
《企業データ》
・住所 京都市中京区烏丸夷川上ル少将井町229-2第7長谷ビル1F
・電話 075-222-7676
・FAX 075-222-7677
・URL http://www.artefactory.co.jp
・E-mail @artefactory.co.jp
・スタッフ数 5名(第624号)


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